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の湿気(しつけ)なき所を直(じき)にほり底(そこ)にすり
ぬか一へん敷其上に蓼(たで)の干(ほし)たるを
敷 栗(くり)をならべ幾重(いくえ)も蓼(たで)にてすし
を仕候様にかさね成程能おしつけ上ニ
五寸ほど土を置おしつけ申候扨用次第
取出し跡(あと)をおしつけ置申候右のたで
はさかりの時 干(ほし)置申候 来(らい)年迄持申候
〇同ぢみ栗(くり)の方
一 栗(くり)皮(かは)ともににえ湯につけ三日ほど
置 灰汁(あく)を出し取上能天気に六七
日も干(ほし)皮(かは)をむきしぶ皮(かは)は手にて少
もみ候へばおち申候
〇同きんかん持様
一 生(いき)竹を切 中方(かた〳〵)に節(ふし)をこめひとつ〳〵
きんかんを入口を能いたし置候へはいつ迄
も御ざ候古き竹にては持不申候又
みかんをかやうにいたし置てもよし
〇蜜柑(みかん)の持様
一 上(しやう)ぬりの重箱の底(そこ)にすりぬかを敷其上
へ上々のみかんひとつ〳〵すれあわぬやう
に置上にもすりぬかをかけふたをして
其上を箱へ入置 土蔵(どさう)の内に置てよし
但如_レ此いたし候ては百の内二十も損(そんじ)申候
〇同 秘伝(ひでん)の方
一 樅(よし)を五寸ほどに切上々みかんの根(ねの)かた
ゟさしこむ《割書:但よし一本にみかんひとつ也|》
扨 地(ち)の乾(かはき)たる所を二尺ほどほり右のみ
かんを地にさしこみ樅(よし)にみかんのひと