← 前のページ
ページ 69 / 118
次のページ →
翻刻
にあるやうにする也中ヘ水のいらぬ様
して流(ながれ)川に漬(つけ)置申候じやうがひげに
包置候も能持申候
○茄子(なすび)持様
一何桶にて桶に柿(かき)の渋(しぶ)を入しぶとひた
〳〵になるやうにかけごのふたをしこみ
其ふたに穴をいくらもあけ申候《割書:但なす|びの》
《割書:茎(くき)のとをる|ほどなり》扨さかりなる茄子の疵(きづ)なき
を茎を長(ながく)つけ切申候其後右の穴へ
茄子のくきをさしこみ渋(しぶ)に茎(くき)の能
つかり申候様にいたし其上におほひを
して雪霜のかゝり申さぬ所に置
申候いつ迄も色かはらず持申候
○同方秘伝
一 茄子(なすひ)の出立に疵なきを取 燈(ともし)油壱
升に茄子《割書:小ならは三十|大ならは弐十》右の通つけ
置候へばいつ迄も御さ候りやうりの時
湯煮(ゆに)いたし遣(つかひ)申候 跡(あと)の油もつかはれ候
○青 梅(むめ)持様
一白さたう 《割書:さかづきに| 壱つ》
一古酒 《割書:上々さかづきに| 壱つ》
右酒にてさたうを能ねり申候すく
なく候へは右のつもりにて何ほどもこし
らへ申候扨青梅なるほど青き内に取
ねり申候さたうの中ヘ梅の見えぬ
程に入置申候いつ迄も青ク候てふうみ
能候《割書:但入物いくつにも弥能候口を明候て|跡は持不申いろかはり申候》
○青のもみ瓜(ふり)