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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 70

ページ: 70

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一かも瓜を内のかたよくすき申候又青  きかたもすき申候但青き色を少残  たる能候右あさ瓜の厚(あつ)さに拵(こしらへ)きざ  み酒に漬置候へはちゞまり候てかたく  なりつねの瓜に少もちかひ不申候扨  りやう理はいかやうとも望次第に仕候  つねの瓜に少もちがひ御さなく候     あさ瓜(ふり)持様 一 瓜(ふり)を四つにわりさなごを取よく  あらひ風にふかせしめりをかはかせ申候 一たうふのかす塩(しほ)すこし入小  きり見ればたんごになるしほかげ  んなりさて右のかす一 重(え)ふり  て其上にすれあはぬやうに右の  瓜(ふり)をならべ其上にかすを又ふりて瓜を  置次第〳〵に如_レ此ならべ風をひかぬやうに  ふたをして置也いつ迄も色あをく時  節(せつ)のごとくにて居(ゐ)申候    ○柿(かき)持様 一 木練(こねり)にても木ざはしにても青く未(いまだ)  じゆくせざるしぶけのつよき時取おなじ  柿の葉にて能 包(つゝみ)柿の見えぬやうにわら  にてくゝり其上をわらのつとに入て  柿ひとつ〳〵に上下をくゝり柿とかき  すれあひ申さぬやうにつゝむつとはあつ  くもうすくもなきほど柿の皮の  上へ見えぬやうにいたし陰(かげ)につり置申候  尤 雨露(あめつゆ)のかゝる所能々いむべし