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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 78

ページ: 78

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 一夜にても塩押して翌日其塩水に  て能洗ゑらを取其上一へん能水にて  洗魚を焼(やき)給てみ候て少塩 辛(から)めなるが  能候上白米の食能さまし腹(はら)へ成程 込(こみ)  申候食を挙(にぎり)腹(はら)へ入たるが能候其外の食  をば水にて一へん洗 雫(しづく)を能たらし食  を沢山に漬(つけ)申候 早(はや)ク給(たべ)候はんと存候へは  少かるめに押(をし)置候又少久敷置候にはおも  りをつよく置候 盖(ふた)の上に塩水をため  取出候時塩水をあけ仕舞(しまい)申時又塩  水をため置候    ○白 魚(うを)の鮨(すし) 一白魚一日一夜塩を仕候但押かけ不申候右の  塩水にて洗 雫(しづく)を能たらし上白の米 常(つね)  よりこわめの食に仕白魚と食ともみ交(まぜ)  桶に入 重(おもし)成程 強(つよく)置候此 鮨(すし)久敷は持不申候    ○鰻(うなぎ)の鮨 一 鰻(うなぎ)能洗雫をたらし三ツ四ツほとに短(みじか)ク  切一夜酒に塩を喰(くい)塩より辛(から)めにまぜ  是にひたし翌(よく)日食に塩をくい塩に  まぜ常のことく漬おしは中 位(くらゐ)にかけ申候    ○江州(ごうしう)鮒(ふな)の鮨 一 寒(かん)の内ニ漬申候ゑらを取ゑらゟ 膓(はらわた)をぬき  頭(かしら)を打ひしき折敷(おしき)に塩を沢山(たくさん)にため  両方ゟ鮒を塩の上へおし付塩付候ほ  とつけ鮨に漬申候黒米をこわめしに  仕能さまし喰(くい)塩に塩をまぜ食沢山  に漬申候 初(はじめ)成程おしつよく置廿日程