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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 79

ページ: 79

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 過ておしを常の鮨(すし)のかげんほどに弱(よはく)  置申候七十日程過て能なれ候いつ迄も持  申候 翌(よく)年夏秋の時分も結句(けつく)風味(ふうみ)能  骨(ほね)も一 段(だん)と和(やはらか)に成申候是もおしをゆる  め申候時分に塩水を蓋(ふた)の上へため申候取出  候後内の魚食のかたおりに不成やうに  直(なを)し押をかけ右の塩水又ため置申候    〇鮒(ふなの)早鮨(はやずし) 一酒壱升に塩三合入煎シ候 酢(す)一合 加(くわ)へ申候  四五日置候には入不申候 一食をさまし右の煎(せんじ)候酒ニ而 喰(くい)塩ゟ  少からく合申候 一 鮒(ふな)に塩を仕一時ほどしませ置扨さつと  洗(あらひ)右の食にて漬候是は二日程にて能候  又四五日も置申候食の塩生なれよりは辛(からく)  仕候おしは漬(つけ)候時ゟ二時ほどもおしかろく  仕 夫(それ)より次第〳〵におし強(つよく)かけ申候    〇久敷置 鮭(さけ)の鮨(すし) 一鮭三枚におろし頭(かしら)も三ツにわり塩つよく  いたし四日程置其後 黒(くろ)米を成程こわ  くたき候て塩 辛(から)き程入右の魚を漬(つけ)  押(をし)を置申候是は久敷 居(ゐ)申仕様也右の  鮨其 侭(まま)も能候又 直(なを)して能候置候時は  口に書付在_レ之鮭の鮨の仕様能候也    〇鮭 子籠(こゝもり)の鮨 一 子籠(こゞもり)鮭其 侭(まま)二日二夜塩出し取上尾  頭(かしら)皮(かは)を去中白米こわく食にたき塩は  常(つね)のくい塩に仕子籠一尺ニ付 粕(かす)三合右