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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 86

ページ: 86

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 からし酢にても能候    ○生海鼠細作(なまこほそづくり) 一なまこ二ツ三ツにへぎ成程 細(ほそく)作(つくり)煎(いり)酒にて  あへ其いり酒を捨(すて)又前のいり酒をかけ  今一へんあへ候へはさらりと成候わさび  を入花 鰹(かつほ)を上(うへ)置に仕候但ぬる湯に  てさつと洗候へばねばりとれさらりと成よく候    ○こだゝみ 一 常(つね)世 間(けん)に仕ごとく也されども鯛(たい)の中うち  をこげ不申候様に遠(とを)火にあぶり上の  はう色になり候時分ほねに付たる身を  竹 箸(ばし)にてむしり細(こまか)に刻(きざみ)すり鉢(ばち)に  て能すり是を加(くはへ)候へは猶以ふうみよし  △蒲鉾(かまぼこ)の類    ○蒲鉾(かまぼこ) 一酒にても出(だ)しにてもまぜ候事あし  く候ゆる〳〵と仕度は水にてのべ申候  前かたに塩を入すり置申事もあしく候  かき鯛(だい)のことく仕置 焼(やき)候時能すり塩  をまぜ其 侭(まゝ)焼(やき)申候かまほこやき候てほ  ろ〳〵といたし申候は塩を交(まぜ)て置故也    ○烏賊蒲鉾(いかかまほこ) 一 鯛(たい)能すりて烏賊(いか)角(つの)かけて成ほど薄(うすく)  へぎ能すりて二色 等分(とうぶん)山のいも十  分一入取 湯(ゆ)にてのべいり酒少 加(くわ)へ板の方  より成程よく焼(やき)申候上々迄火廻り候へは  其侭も能候上へ火廻り不申候へは上の  方ゟ焼申候さめ申さぬ内用て能候