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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 90

ページ: 90

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 又つぼへ入風のひかざるやうに口を仕七  日八日ほど過て能候又小鳥も同前に候  鳫(がん)鴨(かも)新敷(あたらしき)を料理につかひ其どう  がらを不漸にいたし候て能候    ○鳥 醤(びしほ) 一 鶫(つぐみ) 百  粕(かす)に塩 喰(くい)かげんにま  せ廿日 漬(つけ)申候何鳥にても不(くるし)_レ苦(からず)候 一餅米《割書:白米五合|から色ニいり粉にス》一 麹(かうじ)《割書:五合上ニ同シ|》 一 陳皮(ちんひ)《割書:少同断|》  右の小鳥 粕(かす)より取出し能たゝき古  酒にて見合に練(ねり)十日計置用ル也    ○又鳥 醤(ひしほ) 一 鶉(うづら)にても雲雀(ひばり)にても成程塩つよく  仕十四五日置申候其後右の鳥 足(あし)頭(かしら)骨(ほね)  皮を成程 細(こまか)にたゝき二盃にかうじから  色に炒(いり)粉にして一 盃(はい)入 味醂酎(みりんちう)ニ候てかき  申候 鴨(かも)雉子(きじ)仕(し)様も右同前大きなる  ほねは去(さり)申候扨 乾(かわき)申鳥には酒 沢山(たくさん)に入申候    ○鳥 法論味噌(ほろみそ) 一 寒(かん)の内に雉子(きじ)鳩(はと)其外小鳥にても身  はいかにも細(こまか)に作(つく)り骨(ほね)は成程 細(こまか)にたゝき  みそを能すりて酒と水とにてゆる  くのべ鳥とみそと当(とう)分にまぜ鍋(なべ)へ入  炭(すみ)火をゆるくしてそろ〳〵とかき  まはし煮(に)申候 破(わり)山 椒(せう)黒ごま其外何  にても加(くわへ)申候二 時(とき)も三時もいかにも静(しつか)  に煮(に)上申候ゆだんなくまはしこげつき  不申候やうに仕候其後ほろ〳〵と成申候