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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 92

ページ: 92

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 いり鳥なへに鳥の油を少入はしらし  て酒を多目(おほめ)に醤油を少入にやし右  の塩鳥を入て少 煮(に)申候此中ヘ赤貝(あかゝい)  麩(ふ)など加(くわ)へてよし    ○万鳥塩の仕様(しやう) 一 白鳥(はくてう)鳫(がん)鴨(かも)其外何鳥にても汁を能  取としりを切 捨(すて)三ツにおろしどう  がらを除(のけ)尤油 皮(かは)を付足ともニ付塩  に仕候塩 俵(たはら)に巻(まき)て置申候又 遠路(ゑんろ)へ  遣(つかは)し候には鳥のすれあひ不申候様に  塩にて桶に漬(つけ)申候 料(りやう)理の時其まゝ  洗(あらい)油 皮(かは)を付ながら塩を出し候て遣(つか)ひ候    ○塩 鴨(かも) 一 鴨(かも)の新敷(あたらしき)を念(ねん)を入 毛(け)を取扨とし  りを大(たい)ていより多(おほく)切 捨(すて)腸(はらはた)をぬきせほね  に黒(くろ)き血(ち)あるを能々 取(とり)申候口ゟ塩を  能 込(こみ)入尤 腹(はら)の内へも能つめ外より又  塩をすりつけ申候桶の底(そこ)に沢山(たくさん)に塩  を敷其上に右の鴨(かも)をならべ又其上へ  塩を置 鮨(すし)のごとく何べんもつけ申候  尤鳥のすれ合不申候様にならべ塩 沢山(たくさん)に  仕能御ざ候    ○鶏飯(にはとりめし) 一鶏 能(よく)毛(け)を引 羽(はね)を折 毛(け)やきしてさ  て右の鳥を丸(まる)ながら湯煮(ゆに)いたし能  鳥の油水に浮(うき)候時鳥を引上其ゆで  湯(ゆ)にて飯(めし)を仕込(しこみ)申候扨右の鳥の皮(かは)を  一へん取候へは能とれ申候あとの身(み)をいかに