翻刻
【右帖】
二月十八日伊予国西条の地を賜ふ《割書:三万|石》嫡子頼路
四位侍従兼豊後守に任す
【左帖】
水戸
中納言源房卿は大御所第十一の御子御童名鶴千代丸
慶長十一年九月廿三日御年四才にて常陸国下妻の地
参らせられ《割書:十万|石》同き十四年十二月廿二日同国水戸の城
賜ひ《割書:二十五万石の地に三万石の地|くはへられて二十八万石》十六年三月御元服有て
徳川左衛門督と申正下の四位の少将に任し参議を
歴て正三位中納言に至り寛文元年七月廿五日卒し
給ふ五十九歳御子光国卿四位中将より従三位になり
家を継て後参議に任す庶兄讃岐守頼重朝臣
御嫡子頼世養ふて嗣としみつからの男をは頼重朝臣