伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(一) - 翻刻

藩翰譜(一) - ページ 60

ページ: 60

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【右帖】 の嗣としたまふ是は兄なれと頼重の家つきたまはぬを本意 なく思ひたまひし故とそ聞えける頼世四位少将兼左衛門督に 任し寛文十年正月廿二日廿三歳にて世をはやうし 給へは頼重朝臣の二男を養ふて嗣とせらる四位少将 に任し綱条と申しまいらす 左少将兼讃岐守頼重朝臣は頼房卿の長子なれと いかなる故にか御子ともし給はす寛永十五年将軍家 よりめして叙爵させ右京大夫になさる《割書:松平と|称す》十六 年常陸国下館の城賜ひて《割書:五万|石》十九年に讃岐 高松の城にうつさる《割書:十二|万石》従四位下侍従より左少将に 【左帖】 任し讃岐守となる寛文十三年二月十九日家をゆつり 竜雲軒と号す水戸の参議の御子して家つがせ らるはしめ四位侍従兼右京大夫家譲られて讃岐守 に任し頼常と申す 侍従兼刑部大輔頼元朝臣は頼房卿の三男光圀卿所領 の地わかちあたへらる《割書:二万|石》嫡子は従四位下大学頭頼貞 二男は本多中務太輔藤原政長の養子と成る中務太輔 政武と申す 侍従兼播磨守頼隆朝臣は頼房卿の四男光圀卿 所領の地わかちあたへらる《割書:二万|石》其嫡子右近大夫頼良早世し