翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

八ツ目鱣因縁物語 3巻 - 翻刻

八ツ目鱣因縁物語 3巻 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】 【高札】開帳 【編み笠の人】仁 ならびにちとり丸を うはいとり こく ゑん なせしと あくじ 千りの その とり さた 今 こゝで あひしを さい はひ お身 に なは かけ やかた へ ひき それを ひとつの こうとして きさんの ねがひと 思へ ども ▲ ▲ そ りや あし がる ふぜ いの する こと 【左丁】 此仁内は まことの ぶし しゆ人の 目をぬく のみならず こゝら あたりを うろついて ひらうた うはさを かたりのてだて二百両に 目をかけるにんひにん ことばかはすもけがらはしいと そでをはらつて立さるを あく五郎たまりかね刀の つかに手をかけてぬきかくるこほりのやいば ふしぎやそらにむらがるちどり〽さては たしかにちどり丸といはれてきのつく あく五郎刀をさやにおもてをやはらげ むねんをこらへ此ばはそのまゝ立さりけり ○かくて仁内もわがやへ立かへらんと あをやぎばしをとほりかゝり見れば 男の身なげのやうすもしや二百両の かねゆへかとおびをとらへてひきとゞめ やうすをきけば正じき正作くせものに いであひ立のく道にてとりおとせし 二百両よんところないわけある金 せつはつまつて此ありさまと きいて仁内さてはとおもひ わりふもあひしさいふと いんばん金のたか「次へつゞく」【矩形で囲む】 【橋の上の男】正