翻刻!江戸の医療と養生

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八ツ目鱣因縁物語 3巻 - 翻刻

八ツ目鱣因縁物語 3巻 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 【上段】 かくて あく 五郎は 四人の ものに きり たてられ こは かなはじと にげいたす 仁内 つゞいて おひ ゆきしに 仁内が おいの 兵作を はじめとし おつとの みのうへ こゝろ もとなく あと より つゞ き て おひ ゆき しに 【左丁へ】 【中段】 ▲あく五郎がいちみのものどもかたへの しげみにまちぶせなしそれと見るより はせよつてきるやらつくやらめつたうち 仁内はもとより兵作もなみ〳〵ならぬ てしやなれどもたせいにぶせいそのうへ おとしあなにおち入てはたらきならず あはれむべし仁内は四十二を いちごとしさいの目にきりころされ ひめいのやいばに ししうせぬ 兵作も うち とられ をり 江 小いその 二人の女は がんぜんに おつとの かたき のがしはせじとたゝかひしが 女のうでのかいなくて二人のものも あく五郎がさしづにて手した の もの ども なさけ げも なくなぶりきり 目もあてられぬ しだい也 【下段】 〽はて おそ ろし い しう ねん じや ナア 【男】悪 【左丁】 あ く 五 郎 が わる だくみ かねて もうけし おとしあな さきへ すゝみし 仁内兵作 あし ふみ はづして おち入 しに ▲