翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒便覧 - 翻刻

救荒便覧 - ページ 22

ページ: 22

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より二茎(ふたすぢ)三茎(みすぢ)づゝ穂(ほ)いで其/高(たか)さ四五尺/穂(ほ)の末(すへ)黍(きび)の状(かたち)に似(に)たり夏(なつ)に 及びみのる土人/争(あらそ)ひとりて廿五六万石/得(ゑ)て貯(たくは)ふといふ此五六年 前(まへ)美濃(みの)信濃(しなの)近江(あふみ)其外(そのほか)国々にもありしと聞(きこ)ゆ正徳(しやうとく)享保の比(ころ)にも ありて今年(ことし)まで百二十年と云十一月/末(すゑ)寒気(かんき)微雪(すこしゆき)ふり北風(きたかぜ)冽(すさま)じ 十二月雪/少(すくな)し暖気(だんき)同巳年春寒大雪/度々(たび〳〵)二三四月は晴(はれ)日(ひ)多(おほ)く 四月十一日十二日/日輪(にちりん)朝暮(てうぼ)丹(たん)のごとく光(ひかり)なし霧(きり)深(ふか)きゆへと思(おも)はる 正陽(せいやう)の月(つき)陰気(いんき)かつ饑歳の兆(しるし)か五月/陰晴(いんせい)半(なかば)す梅實(むめのみ)多(おほ)し六月/長(なが) じけ冷気(れいき)行(おこな)はる土用中/袷(あわせ)もよし綿入(わたいれ)用(もち)ひ度(たき)こと一両日あり七月 七日/老人(らうじん)綿入(わたいれ)用ゆ八月朔日朝小雨四時より颶風(おほあらし)初(はじめ)は東北風つよく 又西南の風(かぜ)吹終(ふきおは)り北風(きたかせ)となる九月不令/地震(ぢしん)一両度(いちりやうと)少(すこ)し暖気(たんき) 此冬(このふゆ)暖気(たんき)且(かつ)雷雨(ら[い]う)あらばおそるべきか能(よく)気候(きかう)を考(かんが)へ手当(てあて)あるべし わざはひはなをざりにするよりおこるよく〳〵心得(こゝろゑ)へし    ○蒹葭(よし)の葉(は)を見(み)て出水(しゆつすゐ)を知(しる)事 ○二三月ごろあしのわか葉(は)の下葉(したは)より三枚(さんまい)め以上(いしやう)を用(もち)ひて 見(み)る図(づ)左(さ)のごとしくせ一所(ひとところ)あるは出水(しゆつすゐ)一度(いちど)なり二所(ふたところ)は二度(にど)三所は 三度としるくせある葉(は)一枚を四五六七八九月と六ッにわり付