翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒便覧 - 翻刻

救荒便覧 - ページ 23

ページ: 23

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又一ヶ月を上中下/旬(しゆん)と分(わけ)て出水(しゆつすゐ)ある月いづれの旬(じゆん)にありといふ ことを知(し)り又出水の多少(たせう)は葉(は)のくせ甚(はなはだ)しきといさゝかなるとにて 知るべし小西/米重(よねしげ)と云人/数年(すねん)ためし見るにいさゝかもたがふ ことなしといへり委(くわし)くは穂立指南(ほたちしなん)に見(み)ゆ求(もと)め見(み)るべし   蒹葭(あし)の葉(は)     《割書:|九月 八月 七月 六月 五月 四月》    《割書:下より三枚め以上を用ゆべし|しからざれば葉のびそろはぬ》 【蒹葭の葉図 五本の横線等間隔にあり】 《割書:ゆへたしかなることしりがたし| 》 《割書:下旬中旬上旬|    下同じ》   ○饑歳(きゝん)の扶食(ぶじき) ○草根(くさのね)木實(きのみ)皮(かわ)葉(は)小毒(せうどく)ありとも灰湯(あく)にてよく煮(に)水をかへさわし 醤(せうゆ)塩(しほ)豉(みそ)にて調和(あんばい)すればあたらず灰(はい)は堅木(かたぎ)雑木(ざうき)をやきたるよし 松(まつ)杉(すぎ)はあしゝ○みそしほは凶年(きやうねん)かくまじきものなり○米粃(こぬか) 味噌(みそ)の法(ほふ) 米粃(こぬか)一斗《割書:よく|いる》大豆(だいづ)一斗七升《割書:赤くなる|ほどに【注】る》塩(しほ)一斗なり右/大(だい) 豆(づ)を煮(に)たる汁(しる)にてぬかをよくかきまぜ一所につき込(こむ)麹(かうじ)を一斗も いれて猶(なほ)よし又/豆腐(とうふ)のからを干(ほし)あけいりて入(い)るゝもよし ○又方○米粃(こぬか)一石/酒糟(さかがす)一斗/醤油渣(せうゆかす)一斗右ぬかを釜(かま)にてよくむし つき合(あわ)するなり糟(ぬか)は入(いれ)ずともよし○こぬかを日(ひ)に干(ほし)いりて 【注 「い」を「に」に修正ヵ。】