翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒便覧 - 翻刻

救荒便覧 - ページ 37

ページ: 37

翻刻

○又/射干根(ひあふきのねを) 茶碗に一杯/呑(のめ)ばよし○小便(せうべん)通(つう)ぜさるにはねぎの 白根(しろね)をこまかにきざみきれに包(つゝ)みあつくして二(ふたつ)にてかわる〴〵 臍下(へそのした)をあたゝむればよし   ○救急方 ○墮水凍死(みづにおちこゞえしぬ)に火を以(もつ)てあぶる事(こと)なかれ布(ぬの)の袋(ふくろ)にあつき灰(はい)を入(いれ)れ 胸上(むねのうへ)をあたゝむべし息(いき)出(いづ)ればかゆをくわせかん酒(ざけ)せうが湯(ゆ)を呑(のま) すべし○縊死(くひれじに)はそのむねをしかとおさへ抱(かゝ)へ起(おこ)ししづかに縄(なわ) をときてまだあたゝかならば口鼻(くちはな)をおほひ両人(ふたり)にて左右の耳(みゝ)を 吹(ふく)べし○回禄烟薫時(くわじけむりにまかるゝとき)は大根(だいこん)をかみ汁(しる)をのむべし蜜柑(みかん)もよし冷(ひや) 水(みづ)をのむもよし○一切(いつさい)打撲(うちみ)傷損(けが)に海盤車(たこまくら)又きゝやう貝(がい)と云もの をやき灰(はい)とし白湯(さゆ)にてのむ妙(めう)なり○一切/筋骨損(すぢほねのけが)大黄(だいわう)《割書:一両|》乱髪灰(かみのけくろやき) 《割書:たまごの|大さぼど》桃仁(もゝのたね)《割書:四十|九枚》をせんじ小児の小便(せうべん)と酒(さけ)とをいれあたゝめ呑(のむ)こと 三度○熱油焼(あぶらのやけと)痛(いたむ)に白蜜(はくみつ)をぬる○湯/火傷(やけど)灼/醋(す)をぬる○又/馬糞(ばふん) を水にてとき厚(あつく)ぬる妙○雷震死(らいにうたれたる)にみゝずをつきたゞらかし臍(へそ)に はる○又たうきびをせんじのむ妙なり○卒墮壓倒打死(おちてしにおされてたふれうたれてしぬもの)心頭(むねあたま) あたゝたかみあれば本人をすわらせうしろより髪(かみ)を手(て)に巻付(まきつけ)強(つよ)く