翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒便覧 - 翻刻

救荒便覧 - ページ 4

ページ: 4

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不-足_上自_レ古及_レ今能以_二恵䘏_一為_レ念 ̄ト者其子孫必賢其門-戸必興 ̄ル蓋困窮 之民人雖_レ忽 ̄スト_レ之天地之心則未_二嘗 ̄テ不_一レ憫 ̄マ_レ之也我能恵_二-䘏困窮_一則是合_二 天地之心_一則必獲 ̄ン_二 天之佑_一此以_レ理言也若以_二利害_一言 ̄ンニ_レ之無 ̄レハ_二饑民_一則無_二 盗賊_一則郷井安 ̄ン是又富家之利也    明君(めいくん)賢臣(けんしん)の言行(げんかう)を挙(あげ)ていましめとす ○尊(たふ)とき君(きみ)の仰(あふせ)に人皇二十九代 宣化(せんくわ)天皇(てんわう)の勅(ちよく)に食(しよく)は天下の 本也(もとなり)黄金(わうごん)百貫目(ひやくくわんめ)ありても飢(うゑ)を養(やしな)はず白玉(はくぎよく)千箱有とも何ぞよく 飢(うゑ)をすくはんやとて大臣(だいじん)に命じて国々(くに〴〵)に御蔵(みくら)をたて粮米(らうまい)を積(つみ) 蓄(たくは)へさせ不慮(ふりよ)の事(こと)有とも人民(にんみん)の命をすくふべきとの御事也とぞ 又/戦国(せんごく)の頃(ころ)小田原辺(おたはらへん)を過(すぎ)させ給(たま)ひしに百姓(ひやくしやう)どもつゝれを着(き)縄(なわ) の帯(おび)をしめたりしにあれ見(み)よ凶年(きやうねん)打(うち)つゞき皆(みな)なんぎすると見(み) えたり吾(われ)早(はや)く来(きた)らばかくはせまじきにとて御馬上(ごばしやう)にて御涙(おんなみだ)を ながしたまひければ人々/承(うけたまは)り伝(つた)へ感(かん)せぬものはなかりしとぞ げにや一滴(いつてき)の御涙(おんなみだ)四海(しかい)をうるほしたまふにぞあるべき徳(とく)の流(りう) 行(かう)置郵(はやひきやく)して命(めい)を伝(つた)ふよりすみやかなりとは此(この)御事(おこと)をや申べき 又/夏中(なつぢゆう)はむぎめしを召上(めしあが)られしに近侍(をそば)の人/白米(はくまい)のいひを碗(わん)の底(そこ)