キリシタン関連史料を翻刻

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切支丹御退治記 49巻. [2] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [2] - ページ 19

ページ: 19

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 思けれは面々か頭と春る者有は申聞度事有  と云幾里支丹共然者此舩を磯へ寄ゐへと云  依て平右衛門舩を渚に漕寄せさせ主従八人  陸へ上る一揆共平右衛門を倡ひあたり近き  千々石村に至庄屋か座敷に平右衛門を入下  人七人一人究引分け百姓之家に置しとか也  扨年来成男両人平右衛門か前に出て何国ゟ  何方に如何成事に御越有そと云に依て平右  衛門か曰我等は有馬玄蕃頭か家人吉田平右  衛門と云者成か此度之一儀に付而天草冨岡  之城代三宅藤右衛門方へ行者也縦此所に而  吾等一人止たり共諸方之通路可止に非春願  は聞分て我等か舩を通して得させよ但し我  等を殺害春へき所存あらは兎も角も沙汰春  扁しと無残所語りけれは両人如何思けん暫  是に御休之有扁し頓而御返答申さん迚座敷  を立其後老女一人茶を持参いとをしき御事  哉あ連にて人之相談を聞に殺しまいらせん  との有増也其御心得可有と云て涙を流春平  右衛門か云初ゟ覚悟之前也は今更何に驚く