キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [2] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [2] - ページ 62

ページ: 62

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 之子孫へ対して無沙汰仕るなと重矩に申舎免  て討死しける也人は一言之情を思ふ事老大切成  る扁し板倉内膳正重矩は今時免て酒井雅楽  頭に追従せ須して酒井修理太夫をは我父之内膳  正か島原討死之時空望之一云を忠連す常に防寄  りけるを一家之事故雅楽頭聞伝へゆかしき人品  かなと目を付て夫ゟ段々に登用せし与也 又曰寛永に島原一揆之節諸手へ御旗本ゟ遣はさ  るゝ軍場御目付を遣さるゝに大坂戦功之人を遣  はさるゝかと存る處に思之外に若輩之中にて撰は連  し故古老之侍共欺笑て居ける處に何某与かや云  人も其任之中也き此人には酒井備後守忠朝 上  意之趣申渡しける何連も西目施し御請申上而其  辺には御籏奉行御鑓大将なと列座しけるに大久保  彦左衛門高声にて申たるは世は末に成たり若輩者  共か軍奉行之御目付之とて行き向ふ何事之功尓何  を仕出すへき座敷与軍之場は味各別にて料理  喰ふ様にはなき物そと嘲哢しける其声殊に高  かりけれは彼軍場御目付聞付けて其侭彦左衛  門か席に向ひ一と云二た云問答に及べとも可座之