翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

亜墨利加漂流記聞 - 翻刻

亜墨利加漂流記聞 - ページ 7

ページ: 7

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一/亜墨利加(アメリカ)ヲ メレケン  一/魯西亜(ロシヤア)ヲ ルセ 一/諳厄利亜(インキリス)ヲ イギラン   近来 一/阿蘭陀(オランダ)ヲ  ダチ    一/仏郎察(フランス)ヲ フランチ 一麦の餅ヲ   パン    一/椰子(ヤシホ)ヲ  コリナリ 一鯨ヲ     ホエラ   一磯坊主ヲ セル 一鯨の油ヲ   アエラ   一雪ヲ   シノ 一風ヲ     ウイヌ   一/豕(ブタ)の油ヲ スラン 一女ヲ     オーマン  一男ヲ   メン 一清僧ヲ    ビシヨク  一氷山ヲ  アイス 一物の器物に満たるを ホール 一近日といふ事ヲ   バンバエ 一様といふ事ヲ    ミンチ《割書:様といふ事を人の名の上へ 付て呼ふ皇朝と上下の違也》 一八人わかれて乗りし船の名  モリゴ 一三人乗移りし船の名     カバ 一後ニ唐土へ渡りし便船の名  コツヘー   此舟の名ハ■【泰?】平幸福を表したる事の様ニ相聞候由 一加比丹ヲ  キヤブテン また キヤフンとも申候由   漂流人船長をカビタン〳〵と申候是ハ長とも頭とも   言事の由ニ御座候   アメリカ人漂客の名前を尋問せし故面々虎吉市楠   吉松発左蔵菊松某々と一々に名乗けれバ船子ども   おかしがりて手を叩て笑ひしとそ是ハ尤のこと此方   にても彼等か名を可笑思ふのミ漂《見せ消ち:客|流》の内大体日本   之地を離れたれバ余者皆唐土と思ひ居し故初の   程ハ彼レが図説を見て恍忽として分らざりしか漸々方位   を見聞し数多国々有て諸大州国大列居する事   をほの〴〵と初て知りたりと云 食事ハ不断/牛豕(ウシブタ)の肉食日々三度宛也間タにハ