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コレクション: 狂歌と狂詩

柳の糸 - 翻刻

柳の糸 - ページ 6

ページ: 6

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温石をのりのおもしにおきの石 こりのふたみの浦のとし玉     若葉茂 命さへせんたく時の春来れは きくにあかなき鶯の声       濯纓庵清 春されはいつれ栄花のみゝめ鳥 やとる初音とひ?らく梅かえ     松花亭咲盛 一松花亭咲成               同 妙義 はる来れは茶の淡雪のふるすより 声たてそむる谷のうくひす     黒?生庵仲見 やへひとへ包をひらく竜脳の 梅花はるのしるしなりけり     薬研鍔丸 せいらうのかさねし年も若やきて 今朝先むかふかゝみもち?かな?   蝙蝠舎如鳥 新玉の年のおいてとまつ客の ちをうに障子はるの曙       山中住 北風のいまた吹とも谷の戸の すより初音の鶯そなく       山越成 今朝の春花の兄きのこゝろ経 ひらきそめたる梅かかとの戸    山家猿成               同 藤丘 色香にはめてゝも風の手はいとへ うめは諸木の花の兄よめ      伊勢音則 はつ霞はらめとうめはほころひて 匂ひこほるゝけさの長閑けさ    五月庵晴兼 立はるの日あしのはひのためしより ま?つ?ひそむる風の梅か香      真字唐文 なかめなん雪のしらきの箱根山 ふたとせかけて残るむ?ら?き?ん    十露盤音鳴 船にろはたゝぬ浪間へたちわたる かすみも深し春の苗はら家建古位 かすみも深し春の梅はら      家建古住