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コレクション: 狂歌と狂詩

柳の糸 - 翻刻

柳の糸 - ページ 7

ページ: 7

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山瑞の岩根まくらに姫まつの ねすかたかくす朝かすみかな   墨染ゑもん 消かぬる雪によわりし杣人の きをひき出す鶯の声       少々成朝 はつ春のもて遊ひには石なこの 子等か手にとる屠蘇のかはらけ  秋永夜 うくひすに春をならへは七尺の 軒端のうめの蔭もふむまし    麻呂久捘磨 かけろふももゆるや春の空炷に けふりてなひく軒の春柳     根売木石 篭なから梅のさくには鶯も おのかゑつほに入てなくらん   萌黄浦人           同 桐生 風の手にのせてきゝぬる梅か香は かの六国の香も及はし      綾織主 手ならひのはしめの春は鶯の こゑもいろはにほけきやうと鳴  葛裏風 君か代はいつもせんさい集なれは 万葉集に若菜指てん       物当風 こゝのへの玉しく庭のうくひすは 羽を便面にしてや鳴なん     暁鴉坊 #1 引はゆるしりくめ縄をしめかえに がけてそ花の香はとゝめなん   桐長持 #2          同 田ねつみのけすとこそきけ鶉ふに のこる野もせのうね〳〵の雪   胡蝶菴夢輔 はつ鶏?のうたひそめよりかすみては 観世もめつる高砂のうら  《割書:七日市| 》寝語軒美隣 このましき枝艸?の葉の園生より ふけや眉けに風のわかやき  《割書:神田| 》ト入道人並