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コレクション: 狂歌と狂詩

柳の糸 - 翻刻

柳の糸 - ページ 8

ページ: 8

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たはれ女かはたへなるらしおのれから はやとけかゝるはるのあわ雪    《割書:境| 》柿元成 湯の盤?しらせ?此?家もうくひすの こゑよりはるの日々新なり    《割書:小幡| 》則有遊               同 大間々 紫子の鬢に似つれはたる枝の しやくもとらせて見たき青柳  《割書:千載上連| 》亀長命 あわ雪にしはし人めはつゝめとも あらはれてよき妻のうつり香     白鷺池住 春寒しいまたはつ音はふくみ声 おはくろふしのにほひ鳥かな     夏引糸人 はる来れは通夜まる人のそれよりも 霞にこもる初瀬山かな        鼓作亭砂川 関守かにほひもとめん軒に咲 はるの道具の験うめの華       一丁羽狩 寅よりもとくおき出んはつ春の ねにふしみ野の小まつひくとて    河原砂道 春の日は清女かふみの返しより かすみて木々のめをつゝみけり    東田舎丁雅 萬歳はほんのかみ代の妙歌ことに仝下連 ひやうじをつけてはやす才若  《割書:同下連| 》由狩有人 長閑なるそのひたゝれの袖に香は とまる大みやひともとのうめ     紫蘭亭平亀 たをやかな舞?よりまたひとしほの しなを見せたる妹か年礼       山峯高 海の上の筆?なるうめの青ちくの かほりはふかきはるのうらゝか    坂月待兼 苦菜つむはるの野もせをふみ車 ひけぬかすみはむらさきの■     紺屋方則 しら雪の肌へをわけてはつ若菜 いたくそつめる紫の野辺       茅原細道