翻刻
差上申一札之事
一他国石切稼ニ罷出候者其儀
五人組切ニ吟味仕人別受人相立
罷出申候尤御年貢御役儀
等無滞様可仕候御事
一従 御公儀様被 仰付候
御法度之儀者不及申常々
被 仰付候通御仕置於
先々ニ相背申間敷候此段□
相守候様ニ被 仰付奉得其
意候御事
一此者共儀於先々ニ定宿脇
書ニ相記候通御座候暮ニ至
不罷帰儀御座候ハヽ受人并ニ
五人組迄御注進可仕候尤罷
帰り候共早速村役人方江相届
可申候御事
現代語訳
差し上げ申す一札の事
一、他国で石切り稼業に出向く者の件について
五人組ごとに吟味を行い、人別受人を立てて
出向かせます。もちろん年貢や役儀
などに滞りがないよう致します
一、幕府様から仰せ付けられた
御法度の件については申すまでもなく、常々
仰せ付けられた通りの御仕置において
先々まで背くことはございません。この段□
守るよう仰せ付けられ、その
意を得ております
一、これらの者たちについては先々での定宿脇
書に記載の通りでございます。暮れになっても
帰らない場合には、受人並びに
五人組まで御注進致します。もちろん帰って
きた場合も早速村役人方へ届け出
申します